DOMESTIC YAK
DOMESTIC YAK
ヤク(YAK)とは?

チベット高原を中心に、標高4,000-6,000メートルにある草原、ツンドラ、岩場などに生息するウシ科の動物。
ヤクは全世界に約1400万頭いますが、その内の1300万頭は中国西部で、チベット族の人々が家畜として放牧しています。彼らにとって、ヤクは古くから生活を支えるライフライン。
外側の堅くて長い毛はテントやロープの素材として使われ、そのミルクはバターに加工されます。また、背中に重い荷物を乗せて運んだり、そのお肉は貴重なたんぱく質源として大切にされてきました。

動物愛護の観点から、SHOKAYでは、それまで外側の固い毛も内側の柔らかい毛も手でむしり取っていたチベット族の人々に、コーム(櫛)を使って優しく産毛だけを梳く方法を教え、その原毛の採取も1年に1度のみとしています。

DOMESTIC YAK
PROPERTIES OF
YAK FIBER
SHOKAYのヤク素材の特徴
  • なめらかで柔らかい
  • 保温性が高い
  • 通気性が高い
  • 毛玉になりにくい

Story of SHOKAYSHOKAYのヤク素材は、ヤクのアゴやお腹などの柔らかい産毛しか使用していませんので、大変なめらかで肌触りの良さが特徴です。

香港科技大学との共同研究により、ヤクは、高い保温性と通気性を兼ね備えた、1年を通して着心地の良い素材であることが分かりました。
ウールやカシミヤと比較したテストでは、保温性はウールより約30%高く、カシミヤと同等。 通気性はカシミヤよりも130%高く、毛玉になりにくいという結果が出ています。

1頭のヤクから1年にわずか100gしか取れない大変貴重な素材は、ウールアレルギーがある方でも、チクチク痒くならないといわれていますので、小さなお子さんや肌が敏感な方でも安心して着用いただけます。

VARIETY OF
YAK TEXTILE
素材のバリエーション

SHOKAYは、ヤクの素材開発にも力を注いでいます。ヤク100%の「シャンバラ」「セリーン」「ルミ」、エコ繊維としても注目されている竹繊維をミックスした「オリエント」、最高級コットンであるピマコットンとヤクをミックスした春夏素材「カラリシス」「ショトン」などの種類があります。
同じヤク100%でも、糸の種類、織り方、編み方によって、肌触り、厚さ、温かさなども異なります。
SHOKAYでは明確に秋冬用、春夏用と分けずに、気温に応じてお選びいただくことをお薦めしています。


  • 「セリーン」
    Serene
    「セリーン」
    ヤク100%

    適度な厚みがあり、ヤクの暖かさを最大限感じていただける素材。ヤクならでは艶も美しく、しっとり柔らかい肌触りが魅力。

  • 「ルミ」
    Lumi
    「ルミ」
    ヤク100%

    柔らかい極薄の最上級素材は、秋冬はもとより、夏の冷房対策としても使える、便利な通年素材。

  • 「シャンバラ」
    Shambala
    「シャンバラ」
    ヤク100%

    手編みの小物のほか、ショールなどでも一部使用しているヤク100%素材。ボリュームのある素材と暖かさが特徴です。

  • 「オリエント」
    Orient
    「オリエント」
    ヤク75%、バンブー25%

    竹繊維が入ることで、しっとりとした柔らかさ。「カラリシス」より、厚く暖かく、「セリーン」よりも薄いので、1年を通してご使用いただけます。

  • 「ショトン」
    Shoton
    「ショトン」
    ピマコットン70%、ヤク30%

    最上級のピマコットンにヤクが30%入ることで、さらっとした滑らかで柔らかな肌触りに。春、夏、秋に適した薄手素材。

  • 「カラリシス」
    Kalarisis
    「カラリシス」
    ピマコットン80%、ヤク20%

    薄手の春夏用の素材。ヤクをミックスすることで、コットンだけよりも、肌触りがなめらかに柔らかくなります。ヤクは通気性も高いので、夏でも快適です。

  • 「ヒマラヤ・プラッシュ」
    Himalaya Plush
    「ヒマラヤ・プラッシュ」
    エクストラファインメリノウール58%、ヤク31%、
    キッドモヘア6%、ナイロン9%、ポリウレタン11%

    メリノウールの中でも特に極細繊維であるエクストラファインメリノウールとヤク、キッドモヘアなど、高級素材を使用したSHOKAYならでなはの素材。フワっと軽くて、伸縮性のある、大変暖かい素材。